2014/12/17

ポーランド

EUからの助成決定、ポーランド送ガス事業のガスシステム

この記事の要約

ポーランドの送ガス事業者であるガスシステムは10日、下シロンスク県で進める輸送網拡張計画に関連し、欧州連合(EU)から最大1億7,200万ズロチ(約4,130万ユーロ)の助成が受けられることが決まったと発表した。2007 […]

ポーランドの送ガス事業者であるガスシステムは10日、下シロンスク県で進める輸送網拡張計画に関連し、欧州連合(EU)から最大1億7,200万ズロチ(約4,130万ユーロ)の助成が受けられることが決まったと発表した。2007~13年中期予算のインフラ・環境プログラムの対象として認定を受けたもので、総工費の30%を限度に支援を受ける。

同計画は、ドイツのガス網と連結する国際パイプラインの輸送能力をより効率的に活用する狙い。ラスフ―イェレニュフ間とガウフ―キエウチュフ間を結ぶ全長60キロメートルの高圧パイプラインを敷設するとともに、コンプレッサーステーション「イェレニュフ2」を設置する。すでに工事が始まっており、来年に完工する見通しだ。現在のところ、総工費は3億8,100万ズロチの見通し。(1PLN=34.57JPY)