2014/12/17

チェコ・スロバキア

仏首相、チェコの原発事業拡大への協力を表明

この記事の要約

フランスのヴァルス首相はこのほど、チェコの原発関連プロジェクトに協力する用意があると表明した。同首相がチェコのソボトカ首相との会談後に語ったもので、原発拡張工事の入札が行われるのであれば参加すると述べた。一方ソボトカ首相 […]

フランスのヴァルス首相はこのほど、チェコの原発関連プロジェクトに協力する用意があると表明した。同首相がチェコのソボトカ首相との会談後に語ったもので、原発拡張工事の入札が行われるのであれば参加すると述べた。一方ソボトカ首相は原子力の利用を今後も続けていくという点で両国が一致したことを評価すると共に、テメリンとドゥコバニの両原発を拡張する意向を示した。チェコ現地紙『フィナンチ二・ノヴィニー』によれば政府は現在両原発に各1基ずつ原子炉を増設する案を検討している模様だ。

チェコ国営電力会社CEZは今年4月、テメリン原発における原子炉増設計画の施行事業者の入札を中止した。同プロジェクトにはフランスのアレバも応札していたが、2012年に選考の対象から外れていた。