2014/12/17

チェコ・スロバキア

UBS銀、チェコの太陽光発電事業買収に意欲

この記事の要約

スイスの金融大手UBSがチェコの太陽光発電事業会社ソーラー・グローバルの買収に動いている。チェコ紙『E15』がこのほど報じたところによると、UBSは同社の資産価値を10億コルナと評価しているもようだ。チェコに13の太陽光 […]

スイスの金融大手UBSがチェコの太陽光発電事業会社ソーラー・グローバルの買収に動いている。チェコ紙『E15』がこのほど報じたところによると、UBSは同社の資産価値を10億コルナと評価しているもようだ。チェコに13の太陽光発電施設を保有するソーラー・グローバル社の総発電量は25メガワット。UBSは現在ブルノにある太陽光パークにも関心を示しているが売却の予定は明らかになっていない。

チェコでは14年以降に設置される太陽光施設は固定価格買い取り制度の適用から除外される。また、太陽光発電事業者に対する特別税の課税延長を定めた法案が昨年成立するなど、太陽光発電の事業環境は悪化している。(1CZK=5.34JPY)