2014/12/17

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

スロベニア、国営航空会社の民営化手続きを再開

この記事の要約

スロベニア国営アドリア航空の民営化プロセスが再開される。スロベニア通信がこのほど報じた。同国の国有資産を管理するスロベニア・ソブリン・ホールディング(SSH)によると、15年上半期には売却に向けて始動する見通しだ。 アド […]

スロベニア国営アドリア航空の民営化プロセスが再開される。スロベニア通信がこのほど報じた。同国の国有資産を管理するスロベニア・ソブリン・ホールディング(SSH)によると、15年上半期には売却に向けて始動する見通しだ。

アドリア航空の株式はSSHが69.87%を、不良資産を管理する国有の銀行資産運用会社(BAMC)が19.63%を保有している。同社の民営化は2012年8月の入札を最後に中断したままとなっていた。

13年のアドリア航空の利用客数は前年比4%増となるおよそ100万人。同年の売上は1億4,670万ユーロで営業利益は114万ユーロの黒字だったものの、最終利益は287万ユーロの赤字となっていた。