ハンガリー政府はこのほど、道路通行料の徴収対象となる道路を拡大する新たな措置を導入した。従来の自動車専用道路に加え、一部の県道等も料金徴収の対象となる。政府は400億フォリントの税収増を見込んでいる。
新たな制度では、ブダペスト居住者が近郊のリスト・フェレンツ国際空港に向かう場合にも料金が必要となる。また3.5トンを超える荷物を輸送するトラックや7人以上が乗車する自動車については割増料金が適用される。
昨年末に突然明らかにされた同措置の導入については料金徴収の対象となる道路等をめぐって混乱が生じており、野党はもちろん与党フィデス党からも批判の声が上がっている。(1HUF=0.43JPY)