2015/1/14

チェコ・スロバキア

チェコ新車販売が急回復、14年は16.7%増に

この記事の要約

チェコ自動車輸入業者協会(SDA)は6日、同国の2014年の新車乗用車の登録(販売)台数が前年比16.7%増の19万2,314台に拡大したと発表した。好調な国内経済を背景に、5.3%減となった前年から大幅に改善した。 販 […]

チェコ自動車輸入業者協会(SDA)は6日、同国の2014年の新車乗用車の登録(販売)台数が前年比16.7%増の19万2,314台に拡大したと発表した。好調な国内経済を背景に、5.3%減となった前年から大幅に改善した。

販売台数が最も多いブランドは同国大手のシュコダで、16%増の5万8,091台に拡大。市場シェアは30.2%となり、前年に続き30%以上を堅持した。2位の現代自動車は17%増の1万8,934台(市場シェア9.84%)、3位のフォルクスワーゲン(VW)は22%増の1万8,281台(市場シェア9.5%)で、両ブランドの差は狭まっている。4位以下はフォード、ダチア、プジョーと続いた。

セグメント別ではコンパクトカーが最も多く、全体の26%を占めた。スモールカーは18%、オフロードカーは17%だった。

モデル別のトップ3はいずれもシュコダ車で、「オクタビア」(2万539台)、「ラピッド」(1万2,393台)、「ファビア」(8,774台)の順だった。4位はVW「ゴルフ」、5位は現代自動車「i30」となっている。