2015/1/14

チェコ・スロバキア

チェコO2、インフラ事業を分離独立

この記事の要約

チェコ通信最大手のO2は6日、固定電話、移動体通信の回線インフラ事業を分離独立させるため、法的手続きにかかることを明らかにした。新会社は同業他社にホールセール(通信網の有償リース)サービスを提供する。同社は昨年夏に子会社 […]

チェコ通信最大手のO2は6日、固定電話、移動体通信の回線インフラ事業を分離独立させるため、法的手続きにかかることを明らかにした。新会社は同業他社にホールセール(通信網の有償リース)サービスを提供する。同社は昨年夏に子会社化の検討を始め、実現可能性調査を行っていた。

O2の前身はスペイン通信最大手テレフォニカ子会社のテレフォニカ・チェコで、2013年11月にチェコ投資会社PPFに買収されて同傘下に入った。昨年末に就任したブドニック新社長のもとで新事業戦略を進める。インフラ事業を分離独立後に売却するかどうかは明らかにしていない。