ハンガリー与党・フィデスのアンタル・ロガーン院内総務は19日付現地日刊紙『マジャール・ヒルラプ』との独占インタビューで、同国が2018~20年にはユーロ導入の条件となる財務基準を達成できるとの見方を明らかにした。ただし、ユーロ圏に参加するべきかどうかは別の問題としている。
ロガーン院内総務はその理由を、「スロベニアやスロバキアなど、ユーロを採用した近隣諸国が必ずしもその恩恵を受けているとは言えない」と説明している。
オルバン首相は2013年、国の独立性を妨げるとしてユーロ参加に消極的な立場を示した。欧州連合(EU)による昨年4月の調査によると、国民の64%が導入に前向きだ。