2015/1/28

チェコ・スロバキア

起亜のスロバキア工場、乗用車・エンジンの生産が増加

この記事の要約

韓国の起亜自動車はこのほど、スロバキア子会社キア・モーターズ・スロバキアの2014年通期の乗用車生産が32万3,720台となり、前年から3.4%増加したと発表した。エンジンの生産は約49万3,000基で、2013年(49 […]

韓国の起亜自動車はこのほど、スロバキア子会社キア・モーターズ・スロバキアの2014年通期の乗用車生産が32万3,720台となり、前年から3.4%増加したと発表した。エンジンの生産は約49万3,000基で、2013年(49万1,000基)をやや上回った。

乗用車生産のうち、コンパクトSUV「スポーテージ」が最も多く、全体の55%を占めた。コンパクトカー「シード」は36%、コンパクトMPV「ベンガ」は9%だった。

完成車の輸出先はロシア(全体の約18%)が最も多い。以下、英国(13%)、ドイツ(9%)、イタリア(6%)、スペイン(6%)の順だった。ロシア向けの輸出台数は前年と比べると15%減少したのに対し、スペイン、イタリア、ポーランド、スウェーデンでは販売が好調という。

エンジンの生産のうち、1.6リットルのガソリンエンジンが全体の22%を占めた。ガソリンエンジンは全体の半分以上に達している。また、キア・モーターズ・スロバキアが生産するエンジンの半分以上はチェコにある現代自動車の工場に供給している。