2015/2/25

チェコ・スロバキア

スロバキアの1月CPI、0.4%低下

この記事の要約

スロバキア統計局(SU)がこのほど発表した2015年1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.4%となった。原油価格の下落が全体を押し下げた。ウニクレディト銀行のアナリスト、コルシュナーク氏は、年内に原油価 […]

スロバキア統計局(SU)がこのほど発表した2015年1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.4%となった。原油価格の下落が全体を押し下げた。ウニクレディト銀行のアナリスト、コルシュナーク氏は、年内に原油価格が底を打つものの、CPIの上昇がはっきりしてくるのは年末からと予測している。

項目別でみると、運輸・交通が6.6%と大きく低下した。食品・ノンアルコール飲料は2%、住宅・公益サービスは0.5%、通信は0.4%、それぞれ低下した。

一方で、価格が上昇したのは教育(3.2%)、家具・生活用品・家屋修理(19%)、雑貨・サービス(1.8%)、衣料・靴(1.6%)、アルコール飲料・たばこ(1.5%)、宿泊・外食(1.3%)、娯楽・文化(1%)、保健(0.3%)だった。

スロバキアのインフレ率は2013年1月の2.4%から徐々に下がり、14年は通期で0.1%のマイナスを記録した。