スロバキアのミペル(Miper)が同国西南のハンガリー国境の町シュトゥーロヴォに、トウモロコシを原料とするバイオ溶剤の工場を設置する。投資規模は5,000万ユーロ。
同社が提出した書類によると、シュトゥーロヴォ工業団地内にバイオ・ブタノール工場を設置する。2017年1月着工、12月完工の予定で、アセトン・ブタノール・エタノール(ABE)発酵法を用いてブタノールを年3万トン、アセトンを1万5,000トン、エタノールを5,000トン製造する。
原料として年21.5万トンのトウモロコシあるいはモラセスを投入する。副産物として得られる二酸化炭素(CO2)1万9,800トンも販売する。