ルーマニアの自動車製造・輸入業者協会(APIA)がこのほど発表した2015年1月の自動車生産台数は3万3,834台となり、前年同月を3.2%上回った。主な内訳はダチアが2万6,914台、フォードが6,920台。モデル別ではダチアのSUV「ダスター」(1万3,792台)が最多で、フォードの「B-Max」(6,741台)、ダチア「ロガン」(6,187台)が続いた。両社の1月の輸出台数は同38.2%増の3万1,801台に拡大。輸出が国内生産に占める割合は約94%となった。
国内の新車市場も活況で、1月には同15.4%増の5,535台の新車が販売された。乗用車に限ると、同16.5%増の4,493台となった。最も売れたのは、ダチアで1,346台。3四半期連続で首位をキープしており、シェアは30%となった。これにシュコダ(518台)、VWが続いている。