2015/2/25

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア経済相、VAT登録要件の緩和を検討

この記事の要約

ブルガリアのルカルスキ経済相は18日、付加価値税(VAT)登録要件の緩和を検討していることを明らかにした。小規模事業者の簡易納税制度利用を促すことで、脱税を防止する狙い。今後、財務省と調整を進める。 ブルガリアでは現在、 […]

ブルガリアのルカルスキ経済相は18日、付加価値税(VAT)登録要件の緩和を検討していることを明らかにした。小規模事業者の簡易納税制度利用を促すことで、脱税を防止する狙い。今後、財務省と調整を進める。

ブルガリアでは現在、前年度売上高が5万レフ(約2万5,600ユーロ)を超えた場合にVAT登録が義務付けられている。ルカルスキ経済相は、これを一気に4倍の20万レフ(約10万2,300ユーロ)に引き上げたい意向だ。

ブルガリア産業資本協会(BICA)が11月に発表したリポートによると、同国の非公式経済の規模は、国内総生産の32.3%にも上っている。(1BGN=68.85JPY)