トルコの自動車会社トファシュはこのほど、イタリアのフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)がトルコ工場で生産する小型商用車「フィアット・フィオリノ」をフルモデルチェンジすると発表した。
フィアット・フィオリノはフィアットと仏ルノーが共同で開発した車種。同モデルを生産するトルコ北西部ブルサの工場に7,000万ドルを投じ、2021年までに26万台の新モデルを生産する計画だ。多くは輸出向けとなる。
トファシュは先ごろ6億ユーロに上る2015年の投資計画を発表。2つの新モデルの生産を開始し、15万台から16万台を輸出するとしている。
トファシュはトルコのコチ財閥とFCAの合弁会社。フィアットの他、プジョー、シトロエン、オペルなど5つのブランドの小型商用車などを生産している。