チェコのソボトカ首相は先ごろ、訪問先の韓国で慶尚南道にあるネクセンタイヤの工場を視察した。今回の訪問は昨年6月に成立したチェコ政府と同社の新工場建設に関する合意を踏まえたもの。
合意によると、ネクセンタイヤは8億2,900万ユーロを投じてチェコ北西部のジャテツに敷地面積65万平方メートルの工場を建設する。今年中に着工し、2018年の操業開始を目指す。シュコダやフィアット、フォルクスワーゲン(VW)、セアトなどへ供給する予定という。
ソボトカ首相を迎えたネクセンタイヤのカン会長は今後もチェコ政府と協力し、最新のタイヤ工場を建設していく意向を示した。