ドイツポストの急送便子会社DHLエクスプレスは4日、イスタンブールの新空港の建設事業者IGAと、新空港に貨物センターを開設することで覚書を締結したと発表した。予定している貨物センターは敷地面積が2万平方メートルで、アジア、中東、欧州市場を結ぶDHLエクスプレスの新たな中核拠点となる。投資額は6,000万ユーロ。開設場所の新空港はイスタンブール第3の空港として2018年の開業を予定している。
ドイツポストはトルコを含めた新興国の収益を現在の22%から30%に引き上げる方針を掲げる。今後5年間で新興国を中心とする11カ国に総額1億ユーロを投じ、事業の強化を図る。