自動車向け電子制御部品を手掛けるスイスのAPAGエレクトロニックが先ごろ、チェコ中部のパルドゥビツェで新工場を開所した。200人体制で表面実装部品(SMD)を月3,300万個製造する。
APAGエレクトロニックはインドのカノリア・ケミカルズの子会社。本社をチューリッヒに置き、スイス・デューベンドルフと印バンガロールに開発拠点を持つ。ドイツ高級車メーカーを中心に、電子制御機器およびLED照明部品を供給するほか、受託生産サービス(EMS)も手掛ける。
新工場の面積は3,300平方メートルで、量産ライン2本とサンプル製造ライン1本を整備した。現地経営責任者によると、今後、北米およびアジアにも工場を設置する計画がある。