2015/4/1

自動車

チェコ自部品KVファイナルが新工場建設

この記事の要約

チェコ自動車部品のKVファイナルは3月26日、北部ラルスコに新工場を建設すると発表した。拠点のあるトゥルノフ近郊のチュトヴェジーン工場の生産能力が限界に近付いてきたことを受けた措置。新工場の建設予定地はシュコダ自動車が本 […]

チェコ自動車部品のKVファイナルは3月26日、北部ラルスコに新工場を建設すると発表した。拠点のあるトゥルノフ近郊のチュトヴェジーン工場の生産能力が限界に近付いてきたことを受けた措置。新工場の建設予定地はシュコダ自動車が本社を構えるムラダー・ボレスラフや、主要顧客が拠点を置くムニホヴォ?フラジシチェ、チェスカ・リパなどへのアクセスに優れる。新規雇用は300人を見込む。

KVファイナルは1994年設立。ダンパーや排気システム用ステンレス部品など、自動車産業向け金属部品の生産と加工を手がける。製品の大部分は輸出向けで、独自の開発部門を持つ。シュコダのほか英ベントレーや独アウディ、フォルクスワーゲン(VW)などと取引がある。