スイスの重電大手ABBは22日、チェコで複数の新生産棟が稼働したと発表した。次世代技術の発展と応用を企図する「ネクストレベル」戦略の一環で、総投資額は5,000万米ドルに上った。
ブルノ工場の新生産棟では中電圧の気中絶縁スイッチギヤと計器用変成器を製造する。スイッチギヤの生産能力は25%拡大する。
トゥルノフ工場では変電所自動化システムの生産体制を整えた。
ABBは20年以上にわたりチェコ事業を展開している。プラハ、ブルノ、オストラバなどで7工場を操業するほか、4つの研究開発センターと2つのエンジニアリングセンターを運営する。