2015/4/29

チェコ・スロバキア

米IBM、スロバキアで共同研究センターを設立

この記事の要約

IBMはこのほど、スロバキア工科大学(ブラチスラバ)およびソフトウエア開発会社のDWCスロバキアと共同で研究センターを設立すると発表した。モバイル端末などで集められる膨大なデータ(ビッグデータ)のセキュリティ確保が狙い。 […]

IBMはこのほど、スロバキア工科大学(ブラチスラバ)およびソフトウエア開発会社のDWCスロバキアと共同で研究センターを設立すると発表した。モバイル端末などで集められる膨大なデータ(ビッグデータ)のセキュリティ確保が狙い。プロジェクト規模は520万ユーロで、一部を欧州地域開発基金(ERDF)からの助成でまかなう。

さまざま分野でビッグデータの活用が有望視される中、IBMでは、その前提条件となるセキュリティ確保を課題として認識している。共同研究センターでは外国からリサーチャーを迎えるほか、学生も参加して実地に即した研究を行っていく方針だ。モバイル端末やクラウド、ソーシャルネットワークを利用する際のリスク最小化を目指す。