2015/7/15

自動車

独コンチテック、セルビアでホース増産

この記事の要約

独自動車部品大手コンチネンタルのゴム・プラスチック子会社であるコンチテックは8日、セルビア北部のスボティツァ経済特別地区における生産強化で、セルビア政府およびスボティツァ市当局と基本合意した。受注状況の好調を受け、新工場 […]

独自動車部品大手コンチネンタルのゴム・プラスチック子会社であるコンチテックは8日、セルビア北部のスボティツァ経済特別地区における生産強化で、セルビア政府およびスボティツァ市当局と基本合意した。受注状況の好調を受け、新工場棟の建設に1,700万ユーロを追加投資する。来年後半に操業を開始する計画だ。

スボティツァ工場は2013年に開所した。自動車のパワートレイン用ホースラインのほか、トラック、農機、産業車両向け部品を手掛ける。ホースラインの受注好調が続いていることから、今回、拡張に踏み切った。

拡張後の床面積は1万2,000平方メートルとなり、現行の7,200平方メートルから約2倍に拡大する。従業員数は現在の650人から新工場の操業開始時に1,150人、開所後5年後までに1,8000人へ引き上げる。

コンチテックは今回の投資で、政府による300万ユーロの投資助成のほか、スボティツァ市から用地2.5ヘクタールの供与を受ける。