2015/7/15

自動車

シュコダ自快走、上半期販売台数4.3%増加

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が快走を続けている。13日発表の2015年上半期販売台数は54万4,300台となり、前年同期を4.3%上回った。モデルチェンジの成功で西欧・中欧の実績が伸び、 […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が快走を続けている。13日発表の2015年上半期販売台数は54万4,300台となり、前年同期を4.3%上回った。モデルチェンジの成功で西欧・中欧の実績が伸び、ロシアやウクライナの落ち込みを相殺。上半期としては過去最高を記録した。

西欧市場では3.5%増の22万5,000台を売り上げた。モデルチェンジした「ファビア」と「スペルブ」がそれぞれ24.3%、30.6%増加して販売を支えた。

中欧では13.2%増の8万8,900台を記録し、6月末時点の市場シェアを1ポイント増の21.3%へ引き上げた。本国チェコの販売台数は22.9%増の4万2,800台。ハンガリーとスロベニアでも2ケタ成長を達成した。

一方でロシアは2万8,000台と33.3%減少した。中国は上半期では13万8,300台と5.8%増を確保したものの、6月単月では15.2%減の2万3,600台にとどまった。

アジア・太平洋地域ではインド、エジプト、イスラエル、オーストラリア、台湾、ニュージーランドで伸びが目立った。