2015/8/5

自動車

ロシアン・マシーンズ、自治体用CNGステーションを建設

この記事の要約

ロシアの複合企業ベーシック・エレメントの自動車・エンジニアリング子会社であるロシアン・マシーンズと同国のニジニ・ノヴゴロド市はこのほど、ニジニ・ノヴゴロド市の保有車両向けに圧縮天然ガス(CNG)充填スタンドを建設する計画 […]

ロシアの複合企業ベーシック・エレメントの自動車・エンジニアリング子会社であるロシアン・マシーンズと同国のニジニ・ノヴゴロド市はこのほど、ニジニ・ノヴゴロド市の保有車両向けに圧縮天然ガス(CNG)充填スタンドを建設する計画のロードマップに署名した。この充填スタンドは、同市で2カ所目の充填ステーションとなる。1カ所目のステーションは、ニジニ・ノヴゴロド市にあるベーシック・エレメント傘下のロシア商用車最大手GAZの工場敷地内に建設され、同日に運営を開始した。

GAZ工場の1カ所目の充填スタンドと同じく、2カ所目もロシアン・マシーンズ傘下のRM CNGが建設する。2カ所目は2017年第3四半期に完成する予定。

GAZ工場のCNGステーションはGAZの保有車両だけでなく、ニジニ・ノヴゴロド市のCNGバスの充填にも使用する。

ニジニ・ノヴゴロド市は2014年に自治体のCNGバスの普及を目指す連邦プログラムに参加。同プログラムの一環として、GAZから「LIAZ」シリーズのCNGバス144台をリース契約で調達する契約を締結した。これらのバスは近く、市内の路線バスとして運行を開始する予定。同市はさらに2016年と2017年に計約500台のCNGバスを調達することを計画している。