2015/8/5

自動車

米自部品リア、マケドニア事業を強化

この記事の要約

自動車用シートカバーを生産する米リア(Lear)がマケドニア事業を強化する。同国政府がこのほど明らかにしたもので、国内2カ所の生産拠点に1,500万ユーロを投資し、約3,000人を新規雇用する計画だ。すでにリアのラファエ […]

自動車用シートカバーを生産する米リア(Lear)がマケドニア事業を強化する。同国政府がこのほど明らかにしたもので、国内2カ所の生産拠点に1,500万ユーロを投資し、約3,000人を新規雇用する計画だ。すでにリアのラファエル・ガリアルディ副社長と、マケドニア外国投資庁のヴェレ・サマツク長官との間で投資協定が締結されている。

北西部ゴスティヴァル工場では年内に150~200人を雇用し、来年末までに800人に増員する。同工場はブラウンフィールド投資(既存施設や遊休地を活用する事業)により今夏に開所した。また、来年中旬の開所を見込む北西部テトヴォの新工場では2,000人超を雇用する予定だ。

マケドニア政府はリアの進出で、今後5年内に国内総生産(GDP)を最大1.8%押し上げるとみている。