2015/9/23

自動車

モナコ自部品メカプラスト、スロバキアに新工場

この記事の要約

モナコに本拠を置く自動車部品メーカーのメカプラスト(Mecaplast)はこのほど、仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンがスロバキア西部トルナヴァに持つ工場近くに新工場を建設すると発表した。新工場ではポリプロピレン(P […]

モナコに本拠を置く自動車部品メーカーのメカプラスト(Mecaplast)はこのほど、仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンがスロバキア西部トルナヴァに持つ工場近くに新工場を建設すると発表した。新工場ではポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)、ABS樹脂、ポリアミド(PA)、アクリル樹脂(PMMA)、TPEなどを原料とするプラスチック部品を生産し、PSAおよび独BMWやフォルクスワーゲン(VW)に供給する。さらにガラス繊維強化プラスチック(GFRP)やタルク含有コンパウンドなどの生産も計画しているという。

建設計画書によると、新工場はこの秋に着工し、来年4月の完成と5月の操業開始を見込む。総床面積は約7,400平方メートルで、射出成形機20基を導入し、2017年には最大150人を雇用する予定。投資額は約5,000万ユーロに上るという。