セルビアの首都ベオグラードで10日、中欧・南東欧の企業32社が南東欧鉄道クラスタ「レール・クラスタSEE」を結成した。インフラ整備や職業研修、安全性向上などで企業間の協力を促進する狙い。
参加するのはセルビアのシンヴォズ(Šinvoz:鉄道車両)、クロアチアのアルトプロ(Altpro:安全設備)など民間企業を中心とする32社。国籍はセルビア、クロアチアのほか、ドイツ、オーストリア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナの6カ国に及ぶ。
ベオグラードのコンサルティング企業BNSと独バイエルン鉄道技術クラスタに加盟する企業が結成を主導した。