カナダ輸送機器大手ボンバルディアの鉄道車両部門が、チェコ北西部のチェスカー・リーパ工場を拡張する。新工場棟は広さ4,200平方メートルで、構体(車体)部品、ユニット部品の溶接を行う。すでに不動産開発会社パナットーニが建設を進めており、5月の完工、年内の稼働を予定する。投資額は明らかにしていない。
チェスカー・リーパ工場では現在900人を雇用し、近郊型車両や軽量化車両、高速鉄道車両の部品を製造する。他のボンバルディア工場に部品も供給している。
ボンバルディアはすでにポーランドでパナットーニと提携関係にあり、ヴロツワフ近郊に2万平方メートルの工場棟を持つ。