ポルワックス、新施設に1億ズロチ超を投資

ポーランドのパラフィンワックス製造大手ポルワックス(Polwax)はこのほど、南部チェホヴィッツ・ジェジチェにある生産拠点に新たな石油分離施設を建設すると発表した。投資額は1億2,360万ズロチ(約2,900万ユーロ)。2019年中の完成を予定する。

新施設ではパラフィンワックスの原料となる粗蝋の溶剤脱油を行う。この工程により油分と低融点蝋分をほとんど含まない良質のパラフィンを製造できると同時に、生産量を増やすことができる。

ポルワックスは2012年、ポーランド石油大手ロトスの事業分離で誕生し、パラフィンおよび合成ワックスの製造で国内最大手。今年1-6月期の売上高は1億1,190万ズロチ、営業利益(EBITDAベース)は1,198万ズロチだった。(1PLN=26.49JPY)

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