P&G、ハンガリー工場に2億ドル超を追加投資

米消費財大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は9月27日、ハンガリーに新たに2億ドル超を投資することを明らかにした。同国での長期的事業成長に向け、中東欧事業のヒューズ最高経営責任者(CEO)とハンガリーのシーヤールト外務貿易相が同日、戦略提携契約に調印した。

P&Gのハンガリー子会社は1991年設立で、ブダペスト近郊のチェメル工場で女性生理用品の製造を開始した。2014年からは東部ジュンジュシュの工場で紙おむつ「パンパース」を製造している。現地従業員数は約1,200人で、これまでの投資額は3億ドルを超える。

新投資計画によると、チェメル工場で新製品に向けて生産施設を拡張し、最新技術を導入する。ジュンジュシュ工場では小型電気器具ブランド「ブラウン」製品の包装と、電動歯ブラシ「オーラルB」の組み立ておよび包装を行う。製造部門の従業員数は両工場合わせて250人増員となる予定だ。

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