市場調査大手GfKが先ごろ発表したスロバキアの今年4-6月期の家電市場に関するレポートによると、デジタル製品などハイテク家電の売上高が前年同期比で約12%増加した。通信機器が25%と大幅な伸びを示した一方、写真機器は17%減少した。
家庭用電気・電子機器は14.9%増加した。テレビは40インチやそれを上回る大型テレビの販売が大きく伸びた。写真機器では固定レンズ付カメラの販売が大きく減少した。価格についてはデジタル一眼レフカメラや固定レンズ付きコンパクトカメラの平均価格が上昇した。
洗濯機及び冷蔵庫の販売はそれぞれ7.2%、9.6%増加した。小型家庭用機器は13%の増加だった。
平均販売価格は高価格製品の需要の高まりなどを反映しすべての製品グループで上昇した。オンライン販売の売上高は対面販売と同様に増加したが、販売価格については対面販売の上昇率の方が高かった。
IT関連製品は4%の増加だった。ノートブック型パソコンが9%、タッチスクリーン製品が14%増加した。またモニターについては24インチを上回る大型製品が人気だった。