ハンガリー中央統計局(KSH)が9月27日発表した2017年6-8月期の失業率は4.2%となり、前年同期から0.7ポイント低下した。15~74歳の失業者数は19万5,500人で、3万1,600人減少した。
年齢別では15~24歳の若年層の失業率が11.4%と群を抜いて高く、25~54歳の働き盛り世代は3.7%、55~64歳の高年齢層は3.5%だった。ただ、失業率の低下幅は15~24歳の1.4ポイントが最も大きく、25~54歳は0.7ポイント、55~74歳は0.5ポイントにとどまった。
性別でみると、男性は1.2ポイント減の3.7%、女性は0.2ポイント減の4.8%だった。
平均失業期間は15.8カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の39.8%を占めた。
8月末時点の求職者数は26万9,000人で、前年8月末を5%下回った。