チェコのシュコダ自動車は15日、4月の販売台数が前年同月比10.1%増の10万7,100台となり、4月単月として過去最高を記録したと発表した。中国や東欧、ロシアで二桁台の伸びを記録したほか、2つのSUV新モデルがけん引した。
販売を地域別にみると、西欧は5.1%増の4万3,200台で、主力のドイツは8.9%増の1万5,700台だった。
中欧は3.5%減の1万8,000台。本国チェコは2.0%減の8,500台だった。
ロシアを除いた東欧は21.2%増の4,100台。ロシアは17.8%増の6,300台だった。
国別の最大市場である中国は34%増の2万8,000台と大幅に拡大した。
販売数をモデル別にみると、主力の「オクタビア」が3万2,800台と4.4%減少した。一方、昨年2月に投入した大型SUV「コディアック」は164.4%増の1万3,000台と非常に好調だったほか、10月末に発売を開始した小型SUV「カロック」も1万台と堅調だった。