ポーランド4月インフレ率1.6%、5カ月ぶり上昇

ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した4月の消費者物価指数は前年同月比で1.6%上昇し、上げ幅は前月から0.3ポイント拡大した。インフレ率の上昇は5カ月ぶりで、2017年7月以来の高水準となった。

上昇幅が最も大きかった項目は「食品・非アルコール飲料」で、4.1%に上った。「外食・宿泊」(2.8%)、「教育」(2.1%)、「住居・光熱費」(2%)、「アルコール飲料・タバコ」(1.7%)も上げ幅が大きかった。

「衣類・靴」は3.8%、「雑貨・サービス」は0.7%、「運輸」は0.1%低下した。

同国のインフレ率は2016年12月からプラスに転じ、17年11月には中央銀行が目標値とする2.5%まで達していた。

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