電子商取引(EC)ビジネスの支援サービスを手掛ける蘭コンビアス(Convious)がリトアニアの首都ビリニュスに研究開発(R&D)拠点を開設する。人工知能(AI)を活用した新サービスの開発が目的で、年内にソフトウエア開発者とデータアナリストを30人雇用する。現地英字紙『バルティック・コース』が3日、投資促進機関インベスト・リトアニアの情報として報じた。
コンビアスはECサイトにおける成約率(コンバージョン率)を向上させるサービスをオンラインで提供している。インベスト・リトアニアのカティナス長官は「優れた技術とコミュニケーションスキルを兼ね備えたエンジニアの確保は困難になる一方だが、リトアニアではテクノロジー産業がブームを迎えており、理想的な人材が多く輩出されている」と述べた。
コンビアスは2016年の設立で、アムステルダムに本拠を構える。