トルコの11月鉱工業生産6.5%減、3カ月連続マイナス

トルコ統計局(TUIK)が14日発表した2018年11月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で6.5%減少し、下げ幅は前月の5.7%から0.8ポイント拡大した。同生産高のマイナスは3カ月連続で、2009年9月(マイナス8.3%)以来の低い水準となった。前月比(季節・稼働日調整済み)でも0.3%減少した。

業種別では鉱山・採石が前年同月比で1.1%、製造が7.1%、電力・ガス・スチームが1.8%それぞれ縮小した。

財別で見ると、中間財の縮小幅が最も大きく11.9%に達したほか、資本財は8.3%、非耐久消費財は2.8%低下した。エネルギーは0.7%、耐久消費財は10%拡大した。

同国の鉱工業生産高は9月に2.5%減少し、2016年10月以来23カ月ぶりのマイナスに転じた。

上部へスクロール