米車部品大手がブルガリア工場開所、小型照明を生産

自動車用ランプメーカーの米バロック・ライティングシステムズは23日、ブルガリア中部のディミトロフグラードに新工場を開設したと発表した。同地に3工場を設置する計画の第1弾で、まずハイマウントストップランプ(補助制動灯)、フォグランプ、方向指示器などの小型照明を生産する。ブルガリア経済省によると、投資額は800万レフ(410万ユーロ)。

新設の小型照明・二輪車照明部門を通じて新工場を運営する。同社のヴェダイ最高経営責任者(CEO)は、「ブルガリア工場のおかげで、顧客により緊密なサービスを提供できる。将来的にヘッドライトとリアランプの生産も可能になる」と述べた。

同社はインド自動車部品大手バロック・グループの子会社。中東欧事業を拡大しており、トルコの自動車用ランプ・電子部品メーカー、サバ・オートモーティブを昨年7月に買収。2月にはチェコのオストラバにある開発センターの拡張を終えた。(1BGN=63.73JPY)

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