独工作機械メーカーのスピンナー(ミュンヘン)がブルガリアに工場を設置する。同国経済省がこのほど明らかにしたもので、中南部プロブディフ近郊のククレン(Kuklen)にある工業団地Trakiya ikonomicheska zonaに建設する。投資額は約1,000万レフ(510万ユーロ)、新規雇用は100人。今年4月からの稼働を見込む。
製品はブルガリア国内市場のほか、ドイツ、トルコ、アジア、アメリカ大陸への輸出にも振り向ける。
スピンナーはミュンヘン近郊のザウアーラッハに本社を構え、シュトゥットガルト、トルコ・イスタンブールにも生産拠点を持つ。従業員数は約590人。CNC旋盤、マシニングセンター、工具研削盤、自動化技術に強みを持つ。(1BGN=63.84JPY)