トルコ財務相、マイナス成長の可能性否定

トルコのアルバイラク財務相は23日、世界経済フォーラムの年次総会が開催されているスイス・ダボスで、トルコ経済がマイナス成長に陥ることはないとの見方を示した。政府の景気刺激策で国内総生産(GDP)縮小が食い止められ、2.3%の通期成長目標は射程距離とみている。

トルコでは高インフレ率と通貨リラの下落、市場不安で景気に急ブレーキがかかっている。昨年7-9月期(第3四半期)の成長率は1.6%まで低下した。

ロイター通信の集計したアナリスト予測によると、景気が上向くのは早くても下半期になる見通し。

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