ラガルド氏のECB次期総裁就任、欧州議会が承認

欧州議会は17日に開いた本会議で、欧州中央銀行(ECB)の次期総裁にフランス出身のラガルド氏を充てる人事案を承認した。ラガルド氏は10月中旬に開かれる欧州連合(EU)首脳会議での承認を経て、11月1日に総裁に就任する。ECB総裁が女性となるのは初。

EU加盟国は7月の臨時首脳会議で、ドラギ総裁の後任として、当時は国際通貨基金(IMF)専務理事だったラガルド氏を起用することを決定していた。欧州議会は賛成394、反対206、棄権49で同氏の新総裁就任を承認した。

欧州議会は同時に、ユーロ圏の銀行監督を担う銀行監督委員会の次期副委員長にルクセンブルク出身のイブ・メルシュ氏が就任することも承認した。

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