欧州復興開発銀、ジョージアの低公害バス調達計画に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)が、ジョージアの首都トビリシの公共交通事業者トビリシ・トランスポート・カンパニー(TTC)に総額8,000万ユーロを融資する方針を固めた。バス近代化を支援する目的で、11月に理事会に諮られる。

融資は2件に分けて実施する。1件目は電動(EV)低床バス(全長12メートル)の調達計画で、3,000万ユーロを融資する。新興国の温暖化対策を支援する「緑の気候基金(GCF)」も1,000万ユーロを融資する予定だ。

2件目は圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする低床バス(全長12メートル)の調達で、2回に分けて合計5,000万ユーロを提供する。この資金は車庫の近代化にも活用される。

TTCはすでに今月初め、CNGバスの入札手続きを開始した。110台を購入する内容で、来月25日まで応札を受け付ける。来年3月末までに30台、6月末、9月末までにそれぞれ40台を納入することが求められている。

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