ブルガリア製薬大手ヒューヴェファルマ(Huvepharma)傘下で医薬品・ヘルスケア用品を手がけるビオヴェト(Biovet)が同国南東部ペシュテラの本社拠点に新工場を開設した。16日の政府広報によると、投資額は1億5,000万ユーロ。欧州投資銀行(EIB)から1億ユーロの融資を受ける。新工場では200人を雇用し、医薬品のほか飼料添加物、酵素、プロバイオティクスなどを生産する。
ビオヴェトは国内にはペシュテラのほか、北東部のラズグラドと西部のボテヴグラドで生産する。米国にも2つの工場を持つ。
ビオヴェトの2018年の売上高は2億8,550万レフ(1億4,600万ユーロ)で前年から16.2%増加、純利益も2,890万レフ(1,480万ユーロ)となり25.7%増加している。(1BGN=61.08JPY)