Gazprom:ガスプロム子会社、人工衛星組み立て工場着工

ロシア国営ガスプロムの子会社で宇宙システムの開発を行うガスプロム・スペースシステムズはこのほど、モスクワ近郊のシチョルコヴォで人工衛星組み立て工場の建設を開始した。モスクワ州政府の発表によると、投資額は140億ルーブル(1億9,670万ユーロ)。建設はグループ企業のガスプロムSPKAと共同で実施する。2022年の完成と約180人の雇用を見込む。

新工場では、ガスプロム・スペースシステムズが開発した通信システム「ヤマル(Yamal)」や地球観測システム「SMOTR」の運用を目的とする衛星を組み立てる。このほか、宇宙開発機関ロスコスモスが主導する連邦宇宙計画や、600以上の衛星を打ち上げて連携させる衛星システム「スフェーラ」の関連プロジェクト向けの有人宇宙機も生産する予定だ。(1RUB=1.68JPY)

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