中国自動車大手の長城汽車(GWM)傘下の自動車メーカー、ハバル(Haval)は4日、モスクワ近郊のトゥーラにエンジン工場を設置すると発表した。同地にある完成車工場で部品の現地調達比率を高める目的。3月中に着工し、完成後の施設面積は1万平方メートル、投資額は17億8,000万ルーブル(約2,420万ユーロ)を見込む。新規雇用は300人。
ハバルの完成車工場ではプレス加工、溶接、塗装、組み立て工程を手掛ける。これまでの投資額は5億ドル。SUVモデルの「ハバルF7x」と「ハバルH9」を年間8万台生産している。(1RUB=1.38JPY)