ウクライナの最高会議(国会)は4日、オレクシー・ホンチャルク首相(35)の辞任を賛成多数で承認するとともに、デニス・シュミハリ副首相(地域開発政策担当、44)を新首相として選出した。背景には、支...
2020/3/11
CIS諸国
ウクライナで新内閣発足、新首相にシュミハリ副首相
この記事の要約
シュミハリ新首相は前内閣の改革路線を踏襲する姿勢を確認したうえで、財政危機回避に向け、今年度予算を見直す方針を明らかにした。
しかし、富豪(オリガルヒ)のリナト・アハメトフ氏の企業で財務を担当していた過去があり、政府がオリガルヒによるウクライナ経済の支配を打破する政策を進めるのが今以上に困難になるのではとの観測が浮上している。
ホンチャルク氏は昨年8月、1991年のウクライナ独立以来、最年少の35歳で首相に就任したが、わずか6カ月で退任することとなり、首相在任の最短記録を更新した。
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