独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は21日、現世代のギアボックス生産数が1,300万個に達したと発表した。これらのギアボックスは、シュコダモデルのほか、VWグループの他のブランドに搭載されている。
ムラダー・ボレスラフ本社工場では2000年に排気量1.0リットル、1.6リットルのガソリンエンジン向けとなる5段変速機「MQ200」の生産を開始。11年にはVWグループのコンパクトカーモデル向けに「MQ/SQ100」を加えた。「M200」の累計生産数は759万個、「MQ/SQ100」は200万個に達している。
ヴルフラビー工場では、2012年以来、7段変速のダイレクトシフト・ギアボックス「DQ200」を生産している。累計生産数は330万個に及ぶ。
シュコダ自のギアボックス生産数は昨年、112万5,200個に上った。1日当たり4,800個生産した計算になる。