エストニアの個人認証システム開発企業ベリフ(Veriff)はこのほど、ライドシェアサービスなどを提供する同国のボルト(Bolt)に対し、欧州各国で認証サービスを提供することで合意したこと発表した。両社はまず、エストニア、フランス、ラトビア、オランダ、ポルトガル、ウクライナで協力していく予定。
ベリフは2015年の設立。金融サービスにおけるオンライン認証などに関連するデジタル技術を開発提供している。顧客にはフィンテック、シェアリングサービス関連、オンライン取引などのネット企業があり、取引先は米国、欧州を中心に世界各地に広がっている。エストニアと米国で230人を雇用する。
ボルトのサービスの登録利用者数は世界40カ国の5,000万人以上に上る。同社の事業には電動スクーターや電動バイクのシェアリングサービス、食品デリバリーがある。