EBRDがポーランドのモバイル通信大手の社債購入、5G整備投資を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は1月22日、ポーランドのモバイル通信オペレーター、プレイ(登記社名P4)が昨年末起債した社債を額面1億ズロチ(約2,200万ユーロ)分購入すると発表した。2度目となる社債発行による調達資金は第5世代移動体通信システム(5G)のサービス体制整備に投資する。

同社の社債は金利の低いシニア無担保債で、償還期間は7年。起債総額は5億ズロチに上る。西サンタンデールバンクのポーランド子会社を主幹事に、国内資本市場で機関投資家に販売され、ワルシャワ証券取引所の代替取引システムで取引される。

プレイは、国内契約者数が1,500万人超、契約者ベースの市場シェアが約28%の国内モバイル通信サービス大手だ。P4は先ごろ仏通信会社イリアド(Iliad)に買収され、同傘下に入った。(1PLN=27.77JPY)

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