ロシア金融最大手のズベルと、直接投資基金(RDIF)傘下のロシアベンチャー会社(RVC)が、テクノロジー関連スタートアップを対象とする投資ファンドを開設する。革新的技術の開発に貢献し、ロシアのスタートアップ文化形成を促進する狙いだ。
新基金の規模は1億米ドル。サービスを開始して間もないアーリーステージのスタートアップへ重点的に投資する。国外企業でも、ロシア市場に参入する計画がある場合は投資対象となりうる。
ズベルとRVCは新プロジェクトへの投資に当たり、RDIFの国際パートナー網を活用するほか、ズベルがすでに投資しているプロジェクトとの相乗効果の可能性も探っていく。