「サービスとしてのコミュニケーション・プラットフォーム」運営 クロアチア

企業の顧客対応を支援するクラウドコミュニケーションサービスを手掛ける。CPaaS(Communications Platform as a Service)※運営の世界大手で、クロアチア初のユニコーン企業(評価額10億ドル超の未上場企業)として知られる。今年初めには同国発祥の国際的な開発者カンファレンス「Shift Conference」を買収。同カンファレンスを世界最大級の開発者向けテックイベントとして発展させるとともに、国内のソフトウエア開発者と世界とのつながりを強めることで、消費者向け(B2C)サービスや開発者(デベロッパー)向け(B2D)サービスの分野での成長加速を狙う。

同社は2006年の設立。現在、国内外に65超の事業拠点を構え、世界190カ国を対象に600超のモバイル通信業者を通してサービスを展開する。従業員数は約2,100人。世界の5カ所に研究開発(R&D)拠点を持つ。2019年の売上高は6億200万ドルで、過去10年間の平均伸び率は48%。

※CPaaS:「サービスとしてのコミュニケーション・プラットフォーム」の略で、様々な通信機能をAPI(異なるアプリの機能を共有するための仕組み)で接続するクラウドサービスを指す。メールやチャット、動画通信など仕様の異なるメッセージ機能を連携させられるため、複数ある顧客サービスのチャネルを一元的に管理・運用することが可能になる。

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