ディスカウント店ペプコ、ワルシャワに上場

南アフリカの小売持ち株会社シュタインホフ・インターナショナルは4月26日、欧州を中心にディスカウント店をチェーン展開する傘下のペプコ・グループがポーランドのワルシャワ証券取引所に上場すると発表した。ポーランドで今年最大の新規株式公開(IPO)となる見込みだ。

ペプコは衣料のディスカウント店で、欧州では中東欧で2,229店を運営。このほか、食品・日用品などを扱う別ブランドの店舗を英国、スペイン、アイルランドで展開している。

シュタインホフは3月、ペプコを英ロンドンまたはポーランドに上場すると発表していた。その後に検討した結果、同社の創業地で最大の市場となっているポーランドのワルシャワでの上場を決めた。

IPOでは株式の15%以上を公開する計画。時価総額は45億ユーロ程度に上る見込みだ。

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